📮KURUME LETTER
スポーツ医科学科 松永講師が連携協定先の朝倉市で「栄養・食生活」に関する講義を実施
10月16日、朝倉市の「健康づくり推進員」を対象にした研修会がピーポート甘木で開催され、本学人間健康学部スポーツ医科学科の松永裕講師が生活習慣の改善に関する講義を行いました。この研修会は、久留米大学と朝倉市との連携協定に基づく取り組みの一環で、朝倉市の17地区で健康づくりを推進する「健康づくり推進員」に向け、生活習慣改善に関する最新の知見を共有することを目的に開催されたものです。各地区で健康増進につながる企画を計画運営する役割を担っている推進員の知識向上を目的とした研修会は定期的に開催されており、8月22日には人間健康学部の右田孝志教授が登壇し、来年1月29日には医学部内科学講座(内分泌代謝部門)永山綾子助教/医局長の登壇が予定されています。
講義では、「スポーツ栄養学」「運動生理学」を専門とする松永講師が、「生活習慣の改善 –栄養・食生活の観点から-」と題し、栄養の役割や栄養素ごとのカロリーその計算方法などを分かりやすく解説しました。また、性別や年齢ごとに必要なカロリーや理想的なバランスの食事などにも触れ、バランスの取れた適度な食事を摂ることや運動習慣の大切さなどを伝えました。
本学と朝倉市は、産業振興、人材育成、保健・医療・福祉、文化・学術等の分野で相互に協力し、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目指して2023年12月21日に包括的な連携協定を締結しました。今回の研修会の他にも人間健康学部長の吉田典子教授が朝倉市三団体合同研修会に登壇の予定で、アンチエイジング教室などを開催するスタッフによる「運動指導講座」をステップ運動教室で開催しています。本学は今後も、このような健康教育や生活習慣病予防の啓発活動などさまざまな取り組みにより、地域の発展に貢献できるよう支援してまいります。