久留米大学 人間健康学部
総合子ども学科

Department of Child Studies 子どもの育ちを総合的に学び、
地域の
保育・子育てを主導
する人材
を養成。

入学定員
50名
学部学生数
男53名/女157名 ※2024年5月1日現在

総合子ども学科では、所定の課程を修めると、卒業と同時に幼稚園教諭一種免許と保育士資格を取得することができます。加えて、医学部を持つ本学の特長を生かした子どもの「健康」や「発達」に関わる展開科目を修得することで、免許・資格+αの強みを持つことができます。また、小学校教諭一種免許*を取ることも可能です。

🧑🏻‍🎓このような方を伸ばす学科です👩‍🎓

  • 保育士や幼稚園教諭など、子どもにかかわる仕事に就きたい。
  • 子どものからだやこころの育ちについて深く学びたい。
  • 病気やケガ、障がい、児童虐待などさまざまな課題を抱える子どもの力になりたい。
  • 子ども・家庭・地域の問題を深く知り、子どもと家庭をサポートしたい。

FEATURES 総合子ども学科の特色

  • 1

    4年間を通じた幅広い教養と社会的活動をとおして豊かな人間性を養う

  • 2

    保育・幼児教育学をはじめ、医学・心理学・社会学・福祉学にわたる幅広い専門領域から総合的に「子ども」を学ぶ。

  • 3

    子どもと子育ての支援について、地域や行政との連携・協働を実践的に学修する。

取得可能な資格

  • 幼稚園教諭一種
  • 保育士
  • 社会福祉主事任用資格
  • レクリエーション・インストラクター
  • 小学校教諭一種※1
  • 図書館司書
  • 日本語教員養成課程修了証※2
  1. 1 幼稚園の教職課程を履修の上、教育連携を行う佛教大学通信教育課程にて所定の科目を履修することで取得できます。別途履修料が必要です(別途受講料が必要です)。
  2. 2 登録日本語教員になるためには日本語教員試験を受験する必要があります。

就職先

  • 私立保育所
  • 私立幼稚園
  • 私立認定こども園
  • 小学校
  • 公立保育所
  • 公立幼稚園
  • 公立認定こども園
  • 児童発達支援センター
  • 放課後等デイサービス
  • 放課後児童クラブ
  • 医療法人
  • 一般企業

Q&A

総合子ども学科生
Nさん

  • ピアノを習ったことがないのですが、大丈夫でしょうか?

    未経験者でも心配ありません。「リメディアル器楽」という初心者向けの科目があり、基礎から学べます。ピアノ練習室が整っており、自由に練習することもできます。

  • 久留米大学で幼稚園教諭免許・保育士資格を取るメリットは何ですか?

    4年制ならではの幅広い教養と専門性が身に付きます。本学は医学部を有しているため、医学科や看護学科の教員から「基礎小児医学」「病児保育論」等を学び、子どもの幅広いニーズに対応できる実践力を培えます。

👩アドミッションポリシー👨 (学生受入の方針)

総合子ども学科では、ディプロマポリシー、カリキュラムラムポリシーに基づく教育内容等を踏まえ、以下のような関心・意欲、資質・能力を備えた人を求める。

方針の詳細
  • 健康に関心があり、向上心をもち、新しいことに挑戦する意欲がある。
  • 幼稚園教諭、保育士等の免許・資格を取得し、教育・保育・福祉に関わる仕事を目指す意志がある。
  • 乳幼児の健康づくり、病児や障がい児の支援、子育て支援など、子どもに関するさまざまな支援に強い関心がある。
  • 子どもの教育や保育、子育て支援等において地域や社会に貢献しようとする意欲がある。

✏️ カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

総合子ども学科では、ディプロマポリシーに基づき、幼児教育学・保育学を基本に、医学、心理学、社会学、福祉学にわたる総合的な教育により幅広い知識・技術を修得し、それを教育・保育、子ども・子育て支援等の現場や地域社会において実践する能力を身につけることを教育目標とし、以下の方針で教育課程を編成し、教育内容・方法を実施する

方針の詳細
  • 教育・保育の前提となる子どもの理解に資する幅広い教養と基礎的な知識を修得するための科目を設定する。
  • 子どもの教育・保育における内容の理解や指導法に資する幅広い知識・技術を修得し、それらを活用する教育・保育実践力を修得するための専門科目を設定する。
  • 子どもの健康支援、子どもの発達支援、地域の子ども・家庭支援に関する専門的な知識・技術を修得するための専門科目を設定する。
  • 教育・保育・子育て支援などのさまざまな現場や地域社会から体験的に学び、課題解決型の学修を行う機会として、教育・保育実習、インターンシップ、サービスラーニング、フィールドワークの専門科目を設定する。
  • 大学において目的意識および将来の目標に基づいて自主的・主体的に学修・研究を進めることができるよう、その学びを支援するための専門科目を設定する。

🎓 ディプロマポリシー(学位授与方針)

総合子ども学科では、子どもの生活や育ちを広義の「健康」の観点から捉え、人間の健康に深くかかわる医学をはじめ、幼児教育学、保育学、心理学、社会学、福祉学の領域から多角的に子どもを教育・保育・支援する能力を求める。そのため、以下のような資質・能力を身につけたと認められる者に卒業を認定し、学位を授与する。

方針の詳細
  • 幅広い教養と基礎的な知識を基盤に、豊かな人間性を備え、家庭、地域の中で暮らす子どもの健康と幸福を高い使命感をもって実現する能力がある。
  • 幼稚園教諭・保育士・保育教諭として必要な知識および技能を備え、教育・保育を実践および研究し、新たな知見を生み出す能力がある。
  • 子どもを幼児教育学、保育学、医学、心理学、社会学、福祉学にわたる学際的・環学的な観点から捉え、それらの専門的知識と技術に基づく質の高い教育・保育、子ども・子育て支援等を展開する能力がある。
  • 子どもや家庭の支援に関わる各専門機関や人材等を活用し、それらと効果的に連携・協働を図り、実践的学修に基づいて地域の包括的支援における中心的な役割を果たす能力がある。

🏫 CURRICULUM 4年間の流れ

  • 1・2年次

    ゼミで保育・教育施設における
    様々な体験活動を行う

    少人数制ゼミナールの中で、大学における学修・研究の基礎を学ぶとともに、教員や同級生との交流を深めます。また、ステップを踏みながら保育・教育施設における体験活動を行います。1年次に見学実習を行い、2年次にインターンシップ(短期実習)とサービスラーニング(課題解決学習)に取り組みます。

  • 3年次

    授業で学んだ諸理論を実習で体験的に
    学び
    、保育・教育を総合的に理解する

    授業と段階的な実習により、保育者として必要な知識と技術の積み上げが可能に

    「保育・教育課程論」や「子どもと健康」など、保育・教育の基礎理論、保育内容や領域に関する科目等を学びます。

    その上で、保育実習と教育実習(幼稚園)に取り組み、実習では、経験豊かな保育・教育施設の先生方から指導を受けます。

  • 4年次

    卒業研究をとおして将来につながる
    論証力
    を身に付ける

    大学における学びの集大成として、卒業研究を行います。4年制大学ならではの学際的・専門的な学びをとおして、自身の深めたいテーマを探究し、論文にまとめます。下記は一例ですが、毎年多様な分野からバラエティに富んだテーマが設定されています。

    卒業生の卒業研究テーマの例
    • 保育者の保育観の形成、変化について ~保育者へのインタビューを通して~
    • 自然保育 ~森と自然を活用した保育が子どもに与える影響~
    • 小学校時代の経験と自己肯定感
    • 母親の就労状況からみるスマートフォンと絵本の読み聞かせの使用頻度と時間
    • 親しまれるうたに関する一考察 ~「NHK みんなのうた」の楽曲分析を通して~
    • 幼児発達における現代的なリズムダンスの可能性
    • 児童養護施設に入所する子どもの自立支援について ~インケアの観点から~

PICK UP CURRICULUM

🏃 基礎小児医学

子どもの健康づくり、病気やけがに対応可能な保育者となるために

医学部小児科学講座との連携のもとに開講されます。小児の成長・発達、小児期に起こりやすい病気や事故とその症状、治療や検査について学びます。

🗓 SAMPLE SCHEDULE 授業スケジュール例
[3年次前期]

MON TUE WED THU FRI
1限9:00 - 10:30 ---子ども家庭
支援サービスラーニング
-
2限10:45 - 12:15 -保育実習
指導IB
養護内容論-保育内容
(言葉)
3限13:10 - 14:40 子ども家庭
支援論
演習III---
4限14:55 - 16:25 -地学I
(生命の起源・進化大絶滅と地球)
幼児理解と
援助の方法
-児童福祉論(保)
5限16:40 - 18:10 ---英語オプションE-

この学科生のAさん小郡高等学校出身

小郡高等学校出身 Aさん

実践的な授業で、
着実に修得できます!

この学科のキャンパスライフ

👩‍🏫 授業のPOINT解説

  • 子ども家庭支援論
    保育者が保護者から相談を受けた際に「支援・制度」をもとにどのように解決していくのかを考え、学びます。
  • 幼児理解と援助の方法
    現役の保育者の先生から実例を教わり、子どもの言動を分析・理解し、子ども一人ひとりの援助方法を考えます。
  • 保育内容(言葉)
    子どもの言葉の発達過程を理解し、環境についての考察を深め、子どもの言葉の育ちを支える保育者としての実践的能力を学びます。

地域の保育・子育てを
主導する人材に。

Department of Child Studies人間健康学部 総合子ども学科
人間健康学部 | 総合子ども学科