石松亮二名誉教授が瑞宝中綬章を受章

このたび、本学名誉教授の石松亮二先生が平成30年春の叙勲で瑞宝中綬章を受章されました。

石松亮二名誉教授は、本学商学部に赴任されたのち、本学法学部創設と同時に移籍され、永年にわたり本学の法学教育・研究に尽力されました。先生は、労働法の専門家として、組織強制の法理に関する比較法的研究で先駆的業績をあげ、また男女同一労働同一賃金の原則に関する優れた先行研究を発表し、法律学の発展に貢献されました。また長年、久留米市の専門労働相談員を務められ、専門家の立場で様々な労働問題の解決に尽力されると同時に、久留米市勤労婦人センター運営委員をセンター開館から閉館まで務められ、その間総合女性センター設置検討委員会委員を経て、総合女性センター検討部会部会長に就任され、女性の自立支援をはじめとした様々な女性問題解決のための施設の運営と発展のために尽力をされました。こうした長年の活動の功績が認められ、平成14年11月には久留米市功労者表彰を受賞されております。

栄ある叙勲、誠におめでとうございます。