【教員コラム】濵﨑　裕子（人間健康部 総合子ども学科）

総合子ども学科の濵﨑裕子（はまさきゆうこ）です。

自分史をたどりつつ、研究領域のお話をしたいと思います。

下関市の壇ノ浦に近いところで育ち、とにかくお転婆な子どもで、ほとんど海岸や山を駆け回って遊んでいました。このような幼少期の外遊びの経験が現在の自分につながっており、夏は山登り、冬はスキー、日常的には水泳を楽しんでいます。

大学は工学部建築工学科に入学し、卒論から現在にいたるまで、研究のテーマは建築計画やまちづくりのハード面と、そこにおける人々の気持やコミュニティのあり方などのソフト面との関係性を追究するものです。

社会人になってからアメリカで学んだり、育児や介護に関わる中で仕事の領域やスタイルを変えてきたりして、現在は「子どもの育ちを環境デザインによってどのように支援していくか」ということ、それと「地域／まちぐるみで子育てを行なうことにより、現代社会のもつ諸問題の解決につなげていくこと」が、研究テーマとなっています。

これからは、いろいろな企画のもとに学生と一緒に地域に出向いて、多様な人々・機関と協働しながら実践研究や教育をしていきたいと思っています。