📮KURUME LETTER
【教員コラム】大島雄治(人間健康部 スポーツ医科学科)
大島雄治(おおしまゆうじ)です.令和3年4月に着任しました.よろしくお願いします.スポーツ医科学科では,「スポーツバイオメカニクス1・2」,「陸上競技」などを担当します。また,スポーツバイオメカニクスを専門分野として,主に,短距離走の動作分析の研究をしています.
新任教員ということで,まず,自己紹介を...
生まれは新潟県,陸上競技は小学校から初めて大学まで続けていました.また,小学校の時は,それだけではなく,野球,バドミントン,バスケットボールをそれぞれ週1回くらいの練習をして,何回か小さな試合に出ていたりもしました.今思うと,体を動かすことが大好きな子供でした.中学校以降は本格的に陸上競技に取り組み,また,良い指導者に巡り合うことができ,ある程度の成績を収めることができたかなと思っています.
そこからかなりの時間が経ち,今は,選手に対して陸上競技の専門的な指導をすることなく大学教員として,授業や研究を行っています.また,今,大学教員となり,振り返ると,大会で得た成果は一時的なものであり,陸上競技を引退してからの人生であまり役には立ちませんでしたが,競技スポーツを通して学ぶことは非常に多かったと思います.その中でも,「(どうしたら強くなれるのか?などのような)問題解決能力」と「根性」は,今の研究活動に大いに役立っています.
大学生活は短く,自分自身の興味に向かって様々なことにチャレンジしようが,目的もなくダラダラ過ごそうが,時間は平等に流れ,4年間はあっという間に終わってしまいます.私の陸上競技での経験から,久留米大学の学生の皆さんに伝えたいこととして,4年の間で本気で取り組んだ活動が,その後の人生において直接活かされない場合でも,その活動が無駄になることはないと思うので,なにか1つでも目標を定めて充実した生活を送ってください.
最後に,後期になると,陸上競技実習(担当科目)が始まります.最近の私の身体活動を振り返ると,授業時間以外はデスクワークが多く,腰の調子が悪いです.後期の授業に向けて少しずつトレーニングをしていこうかなと思っています.