📮KURUME LETTER

【教員コラム】原子純(人間健康部 総合子ども学科)
🧑‍🏫教職員

【教員コラム】原子純(人間健康部 総合子ども学科)

総合子ども学科の原子 純(はらこじゅん)です。

砂漠に飛行機で不時着した「ぼく」が出会った男の子。それは、小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった。

『星の王子さま』を読んだことがない人でも、この本の存在は知っているのではないでしょうか。

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」

私自身、何度読んでも内容にはなかなかの難しさを感じます。これまでに様々な解釈もされてきました。しかし、子どもを対象としている者としては、先の一文はいつも心にとめておきたいと感じます。それは、乳幼児教育では、ものごとの結果よりも過程(プロセス)における子どもの育ちを援助しているからだと、私は思っています。

L’essentiel est invisible pour les yeux. Le plus important est invisible

本当に大切なものは 目に見えない