📮KURUME LETTER

「キャリア・フィールドワーク」の最終プレゼンテーションが実施されました
1月16日(木)、御井本館2階ラーニングコモンズBにおいて、キャリア教育科目「キャリア・フィールドワーク」を受講する学生たちによる最終プレゼンテーションが実施されました。
本授業は、基盤教育研究センターの酒井佳世准教授が担当し、学生たちが約4か月間にわたり、自分の興味・関心をもとにグループでプロジェクトを進める実践型の授業です。
今回は、九州の業界をリードする企業と連携し、実践的なフィールドワークやデータ分析を行いながら、課題解決策を提案する活動に取り組みました。
JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社とのプロジェクト
今回のプロジェクトには、JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社様と連携した3つのグループが、『JR九州ホテル ブラッサム福岡にさらなるお客様を呼び込むための販促策を考える』という課題に取り組み、それぞれのアイデアをもって臨みました。
昨年10月には、実際にJR九州ホテル ブラッサム福岡に訪問して、フロントから客室などを視察させていただき、その後JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社の新社屋に移動して、企業担当者から会社概要や現在の課題、また業界全体の状況など幅広く説明を受けました。
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最終プレゼンテーションにて提案
この日の4時限目に、企業担当者であるJR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社 代表取締役社長執行役員 角谷英彦様、JR九州ホテル ブラッサム福岡 支配人 中倉弘進様のお二人をゲストに迎え、各グループでプレゼンテーションを行いました。
学生たちは、ホテルの現状分析を行い、宿泊客のニーズや競合ホテルのサービス、業界のトレンドなどを調査し、中間発表の機会もあり企業担当者からのフィードバックを活かしながら、より具体的な施策をまとめて提案しました。
◆グループ①:日本文化を感じられるホテル
◆グループ②:記憶に残る福岡旅 -リーズナブルに特別気分を-
◆グループ③:ブラッサム福岡のルームサービス改革






学生たちは、プロジェクトの進行過程で直面した課題などを分析して、それをどのように具体的に提案するのかを検討して、企業担当者が実際に検討していきたい内容や応用できるユニークな提案もありました。
企業担当者からのフィードバックはより具体的で、「データを活用した説得力のある提案が印象的だった」、「市場ニーズを的確に分析し、実行可能な施策を考えた点が素晴らしい」と高く評価されたグループもありました。また、「売上や利益などの数値面をさらに具体的に考えることが、実際のビジネスには重要」とのアドバイスもいただきました。






今回の「フィールドワーク」を通じて、学生たちは実社会の課題に向き合い、解決策を導き出す力を養いました。また、企業との連携を通じて、ビジネスの現場で求められる思考力やスキルを実践的に学ぶ機会となったこのプロジェクトは、学生たちの将来にとって貴重な経験となりました。

JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社代表取締役社長執行役員 角谷 英彦 様
この授業は、企業が普段どのように考え、活動しているかを体験する場だと考えております。少し難しかったかもしれませんが、着眼点やプレゼン内容は若者らしく素晴らしかったです。学生の皆さんにとって、将来の糧になる授業に少しでもお役に立てられたのであれば幸いです。
JR九州ホテル ブラッサム福岡 支配人 中倉 弘進 様
学生の皆さんが一生懸命考え、創意工夫を凝らしてくれた数々の提案に、心から感動いたしました。ご提案を受けて、私たち自身がさらにホテルについて深く掘り下げる必要性を感じましたし、お客さまのニーズを満たす空間の提供に、一層の努力を重ねていかなければと思いました。このような貴重な機会を提供してくださった、久留米大学の皆様に深く感謝申し上げます。
◆JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社https://www.jrk-hotels.co.jp/
◆JR九州ホテル ブラッサム福岡https://www.jrk-hotels.co.jp/Fukuoka/