📮KURUME LETTER

久留米大学病院 『Best of e-na』を商学部学生が受賞
📝学び

久留米大学病院 『Best of e-na』を商学部学生が受賞

久留米大学病院では、本学の学生を夜間看護補助者として採用する【e-na(Evening Nurse Aid)】制度を設けています。この制度では、さまざまな学部の学生が登録し、看護師と連携しながら食事の配膳・下膳や病棟の環境整備補助などの看護補助業務に取り組んでいます。

毎年、特に優れた活動をした学生を『Best of e-na』として表彰しており、今年度は本学商学部4年生の栗山裕斗さんが選出されました。

3月7日に久留米大学病院内で表彰式が執り行われ、山本看護部長をはじめ、多くの関係者が祝福する中、栗山さんに表彰状が授与されました。

表彰を受ける栗山さん
表彰を受ける栗山さん
山本看護部長(左)、谷川看護師長(右)から祝辞をいただきました
山本看護部長(左)、谷川看護師長(右)から祝辞をいただきました

e-naへの参加のきっかけ

栗山さんがe-naに参加したきっかけは、3年前のコロナ禍に「何か社会に貢献できることはないか」と考えていた際に、かつて久留米大学病院で看護師として勤務していた姉の勧めがあったことでした。

「私は医学部ではなく商学部なので、医療の知識が全くなく不安もありました。しかし、学生時代にさまざまなことにチャレンジしてみようという気持ちから、大学1年生の終わり頃にe-naに応募しました。」と栗山さんは振り返ります。

栗山さんにエールが送られました
栗山さんにエールが送られました
これまでの感謝と今後の熱意を伝えました
これまでの感謝と今後の熱意を伝えました

e-naでの成長と経験

「最初は何をどうしたらよいかも分からない状態でしたが、担当の看護助手の方やe-naの先輩方に業務を一から教えていただきました。患者さんとのコミュニケーションを通じて徐々に業務を習得し、今では後輩たちが自立して業務を遂行できるよう指導もできるようになりました。」

また、「大学生活の3年間を通じてe-naの活動を続けることができ、患者さんや社会に貢献できたことが何よりも良い経験となりました。この経験は、春から始まる社会人生活において必ず役立つと確信しています。」と、今後の抱負を語りました。

久留米大学病院のe-na制度は、医療現場での経験を通じて学生が成長し、社会貢献の意識を高める貴重な機会となっています。今後も多くの学生がこの制度に参加し、活躍することが期待されます。