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竹野校区マップ作成プロジェクトに学生たちが参加しました
📝学び

竹野校区マップ作成プロジェクトに学生たちが参加しました

1月28日、久留米市田主丸町の竹野校区コミュニティセンターで「竹野校区マップ完成記念講演会」が開催され、経済学部・藤谷研究室の学生たちが成果発表を行いました。このプロジェクトは、「竹野校区マップ作成実行委員会」が中心となり、竹野校区の見どころや歴史を盛り込んだマップ作りを目指して2年前に始動したものです。昨年6月からは学生たちも参加し、地域の魅力を再発見するとともに、地域課題の整理に取り組んできました。

校区内外から約30名が参加
校区内外から約30名が参加
作成した校区マップの仮版(正式版は3月発行)
作成した校区マップの仮版(正式版は3月発行)

学生たちは、約半年間の活動期間中、作成委員会のメンバーと共に地域を歩き、複数回の座談会に参加。地域の日常の風景に、外部や若者ならではの視点を加え、住民にとって当たり前となっている景色の新たな価値を見出すことを目指し活動をしてきました。

公民館で行われた座談会
公民館で行われた座談会
ヒアリング調査の様子
ヒアリング調査の様子
まち歩き
お

講演会では、学生たちがこれまでの活動を振り返り、スライドを用いて地域の魅力やプロジェクトで得られた成果、さらに今後の課題について改善点を交えながら発表しました。

プロジェクトに参加した学生たちと藤谷岳准教授
プロジェクトに参加した学生たちと藤谷岳准教授
学生たちの発表に耳を傾ける参加者
学生たちの発表に耳を傾ける参加者
発表を担当した冨安武蔵さん
発表を担当した冨安武蔵さん
会場の様子
会場の様子
プロジェクトをふりかえり感想を話す学生
プロジェクトをふりかえり感想を話す学生
学生たちの発表内容を踏まえ意見交換
学生たちの発表内容を踏まえ意見交換

発表後には、学生たちから「神社と古墳が同じ敷地内に隣り合う光景は、沖縄県出身の私にとって新鮮で印象的でした」「地域の魅力をどう発信すべきか深く考える貴重な機会になりました」といった感想が寄せられました。

指導を担当した藤谷岳准教授は、学生たちの活動を「地域の魅力を住民に再認識してもらい、外部にも発信するという二重の目的を持つ意義深い取り組みだった」と評価。また、座談会で地域の歴史やエピソードを共有し、新たな発見を得られたことを挙げ、「地域の魅力を伝えるスキルを実践的に学べた経験は、学生たちにとって大きな財産になる」とまとめました。

学生の受け入れにご協力いただいた竹野校区マップ作成実行委員の皆さん、ありがとうございました。