📮KURUME LETTER
📝学び
文学部国際文化学科 神本教授らによる「福岡からみる日本とカリブ」が開催されました
2024年は、日本とカリブ共同体の交流を深める「日・カリブ交流年2024」、そして、日本とジャマイカ及びトリニダード・トバゴとの国交樹立60周年にあたります。それを記念して10月5日、本学でジャマイカの黒人文化を研究する文学部国際文化学科の神本 秀爾教授らによるカリブを知るイベント「福岡からみる日本とカリブ」が福岡女子大学を会場に開催されました。
「カリブを知り、福岡・日本を知りなおす」ことをテーマに開催されたこのイベントには、ジャマイカとトリニダード・トバゴに縁を持つ、福岡をベースに活動する個性的な4名のゲストが登壇し、約90名の方が会場を訪れました。
イベントの企画から準備には、本学の学生のほか、福岡女子大学の和栗百恵准教授の「グローバルリーダー演習Ⅰ・Ⅱ」の受講生や福岡大学の学生も加わり、当日の運営にも関わるなど、学生の学びの場にもなりました。
当日のコンテンツ
- 「カリブと私のキャリア、アイデンティティ」
鈴木 美香 氏(福岡大学 人文学部フランス語学科講師) - 「トリニダード・トバゴ、そして廃棄物処理を学んだ福岡・日本について」
タディス・ディロン 氏(九州大学 大学院工学府土木工学専攻博士課程修了) - アイリー・レゲエ講座(DJ実演も)
神本 秀爾 氏(久留米大学 文学部国際文化学科教授)
KC(福岡を代表するレゲエ・グループ Chomoranma Sound DJ)
当日は、登壇者のディロンさん出身国であるトリニダード・トバゴのお菓子や、ココナッツ・ブレッドが手作りされ参加者に振る舞われ、最後には参加者全員で、黄・緑・黒・赤・白のジャマイカ、トリニダードの国旗の旗を振りながらレゲエにあわせて一体となり、会場はカリブの雰囲気に包まれました。
神本教授はイベントを振り返り「 多くの方の協力により、このようなイベントを開催することができた。大きなものではないが、カリブと日本との架け橋となれば嬉しい。今後も継続して行っていけたら」と話しました。