学生サークルteam.csvが鹿児島県長島町でSTEAM教育イベントの魅力について講演【商学部】

商学部学生有志によるボランティアサークルteam.csv*は、11月25日に鹿児島県長島町の長島町文化ホールで開催された「生涯学習フェスタ」で、学生たちのこれまでの取り組みや活動について紹介する講演を行いました。

＊「team.csv」の由来は「Computer Scienceを活用したVolunteerを行うTeam」で、商学部商学科の木下和也教授指導のもと、学生が主体となりICTを活用した地域の課題解決やＩＣＴ教育イベントなどを全国的に行っています。

現在長島町では、政府が推進する「デジタル田園都市国家構想」※に基づき、2024年2月に開設予定のSTEAM教育※の施設を整備し、子どもから大人まで幅広く利用できる生涯学習の拠点づくりを進めています。

※デジタル田園都市国家構想とは（詳細はデジタル庁のWebサイトから）https://www.digital.go.jp/policies/digital_garden_city_nation

※STEAM教育とは、科学・技術・工学・芸術・数学の英語の頭文字を取った言葉で、これら5つの領域を対象とした分野横断的な教育理念のこと。

今回の講演は、長島町教育委員会社会教育課からの依頼を受け、team.csvが新施設の「こけら落としイベント」の企画運営を引き受けたことにより実現した企画です。

講演ではteam.csvの学生2人が、これまで地域の子どもや高齢者に向けて実施してきたコンピュータサイエンス講座やICT教育イベントなどについて説明し、そのすべてが学生有志による無償のボランティア活動であることなど、取り組みの特徴について語りました。

また、長島町の特徴を考慮して、デジタル田園都市国家構想を意識した新施設の活用に関する構想についても解説しました。

講演を担当した耒嶋蒔音さん（商学部商学科4年生）と濱崎結衣さん（商学部商学科3年生）は、講演依頼から短期間で分かりやすい講演内容を準備し、毎回イベントで使用する白衣を身に着けて、来場者に向けて知的で楽しいSTEAM教育イベントの魅力について語りました。

現在team.csvの学生たちは、長島町の新施設で開催予定のイベントに向けて準備を進めています。