📮KURUME LETTER

スポーツ医科学科の卒業生、学生などによる「アンチエイジング教室」
📝学び

スポーツ医科学科の卒業生、学生などによる「アンチエイジング教室」

10月4日、本学の地域連携拠点である御井キャンパス「つながるめ」において、アンチエイジング教室「ヘルスリテラシーを高めて年齢に打ち勝て!」の第2弾が開講しました。この教室は地域の方の健康づくりの一助になればと人間健康学部スポーツ医科学科が企画したもので、ヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力)を高め、運動習慣を持っていただくことを目的とした取り組みです。全6回で構成されており、18名の方にご参加いただきました。

今回は、前回好評だった教室をバージョンアップし、気軽にできる「まずは運動出来るカラダを!運動習慣定着コース」と、もう少し体力をつけたい方向けの「2カ月で身体を変えたい!結果重視コース」の2コースを用意、それぞれに専門のインストラクターをつけ、参加者に合ったプログラムで指導していきます。スポーツ医科学科の学生も教室をサポートしました。

まず、主催者を代表して人間健康学部の行實 鉄平 准教授が挨拶し、参加者の運動習慣などをチェック、自身が2か月後になりたい姿を意識するための「個人目標シート」を記載し、それぞれに合うコースに分かれてもらい指導を行っていきました。

挨拶するスポーツ医科学科の行實准教授
挨拶するスポーツ医科学科の行實准教授
参加者の運動習慣などをチェックし、コース分け
参加者の運動習慣などをチェックし、コース分け
スポーツ医科学科の学生も教室をサポート
スポーツ医科学科の学生も教室をサポート

まずは運動出来るカラダを!運動習慣定着コース

「運動習慣定着コース」の担当は、本学人間健康学部スポーツ医科学科卒業で健康運動指導士の正木 愛奈花さん。リラクゼーションセラピストとして活動しながら、地域の方の健康促進活動に積極的に携わられており、明るく分かりやすいレッスンが好評です。久留米市や小郡市で開催されたストレッチング教室でも講師を務めました。

まずは、健康習慣の大切さなどをスライドで伝え、マットに寝て身体をほぐすゆっくりとした運動からスタート。徐々に肩や足の筋肉をほぐす運動に移行しながら、無理なく体を動かしていきました。インストラクターを務めた正木さんは、「教室で覚えた運動をご家庭で思い出しながら、楽しく続けてもらえるようなものにできれば」と今後2ヵ月にわたり開催される教室への思いを語りました。

講師の正木さん
講師の正木さん
スポーツ医科学科の学生も指導
スポーツ医科学科の学生も指導
指導する正木さん
指導する正木さん
教室の様子

2カ月で身体を変えたい!結果重視コース

「結果重視コース」は、本学経済学部卒業で健康運動指導士、日本スポーツ協会アスレティックトレーナーの梯 誠剛さんが担当。総合病院に7年勤務し、フットネスジムのチーフトレーナーなども務めた経験を持ち、現在は地域住民の方への運動指導やトップアスリートへの指導を行っています。

このコースでは、ラグビー日本代表チームの体調管理にも使われた実績がある「ワンタップスポーツ」というアプリを使って、日々のコンディションの可視化し、自身がどう変わっていくのかを意識しながら、2カ月間運動を続けていきます。このアプリでは、日々入力する疲労度、体温、睡眠時間などのデータが蓄積され、自動でグラフ化、一目でコンディションを把握することができます。

参加者がスマートフォンにアプリをインストールした後、アプリを開発した株式会社ユーフォリアの森井貴弘氏が東京からリモートで使い方を説明。インストラクターの梯さんが、今後のトレーニングの流れなどを説明し「運動は続けて行っていくことが重要。これから自分がどう変わっていくか楽しみに運動を続けていきましょう」と初回の教室を締めくくりました。

アプリの使い方を説明する森井氏
アプリの使い方を説明する森井氏
講師の梯さん
講師の梯さん
アプリをインストールし設定する参加者
アプリをインストールし設定する参加者
アプリをインストールし設定する参加者

それぞれのコースの参加者からは、「自分ではなかなかやらないので、みんなで集まってやれるところがいい。教わった運動を家族にも教えて一緒に続けていきたい」「自分がどう変われるのか、これからの教室が楽しみ」といった声が聞かれました。