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西日本新聞社との連携による「まわしよみ新聞」がスタート
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西日本新聞社との連携による「まわしよみ新聞」がスタート

文学部情報社会学科の2年生必修科目「コミュニケーション演習」の授業で、本学が連携協定を締結している西日本新聞社と連携した「まわしよみ新聞」がスタートしました。

この授業は、情報社会学科のディプロマ・ポリシーに基づき「情報を収集し、解析し、発信する」学問サイクルを通して対人コミュニケーション能力を身に付けることを目的としたもので、集めた情報を相手に分かりやすく説明するために加工したり、効果的に表現したりするためのコミュニケーションスキルの基本を中心に学んでいきます。

講師の西日本新聞社 二島氏
講師の西日本新聞社 二島氏

10月5日に行われた授業では、西日本新聞社の二島朋美氏を講師に、新聞の読み方などについて講義いただいた後、気になった記事を選び、グループに分かれて意見交換を行いました。選んだ記事について「どういう内容か」「なぜこの記事を選んだのか」などをメンバーに説明し、自分の意見を分かりやすく伝えること、また人の意見を聞いて相手を理解することなどを実践しました。

グループワーク
グループワーク
ディスカッション
ディスカッション

この後、各自が選んだ記事をまとめてグループごとに壁新聞を作り、次回の授業で発表を行います。コロナ以前は、手作業で模造紙に壁新聞を作成していましたが、昨年からは感染予防とDXプログラムへの試行として、グループ内の共有ファイルを活用しデータで作成しています。

参加した学生からは、「新聞の見出しの付け方にも、読みたくなる工夫がされていることに気が付いた」「このワークショップを通して、あまり話したことがない人ともコミュニケーションが図れた。いいきっかけになった」「人の意見を聞くことで、自分とは違った考えや視点があることを知った。視野が広がった」という声が聞かれました。

この「コミュニケーション演習」の授業では、「まわしよみ新聞」(西日本新聞社との連携)、「ゼミ対抗プレゼン大会」(ゼミ活動をPR)、「合同発表会」(調査実習の成果を発表)など、段階的にグループワークとプレゼンテーション力を高めていくプログラムが組まれています。