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学生がイベントでボランティアとして子どもたちをサポート【文学部社会福祉学科】
📝学び

学生がイベントでボランティアとして子どもたちをサポート【文学部社会福祉学科】

7月26日に、御井キャンパスのみいアリーナにて「JAL折り紙ヒコーキ教室」が開催され、文学部社会福祉学科の学生6名がボランティアとして、会場設営や参加した子どもたちのサポートを行いました。

紙ヒコーキの折り方説明
折り紙ヒコーキ作り

今回イベントに参加したのは、さまざまな理由でサポートを必要とする子どもたちです。子どもたちを支援する認定特定非営利活動法人わたしと僕の夢(代表佐藤有里子さん)が、子どもたちにいろいろな体験や経験を積んでもらい、視野を広げ将来の選択肢を増やしてもらいたいとの思いから企画し、その法人を支援する一般財団法人ちくご川コミュニティ財団が、JAL折り紙ヒコーキ教室とマッチングさせて実施されました。また、NPO法人のアドバイザーとして、子ども達への支援のあり方に助言を行っている本学社会福祉学科の上原紀美子教授の協力のもと、本学が場所を提供し学生たちが実践的な学びの場として参加しました。

遠くまで飛ぶようにみんなで飛ばし方の練習
遠くまで飛ぶようにみんなで飛ばし方の練習
誰が一番遠くまで飛ぶかな?
誰が一番遠くまで飛ぶかな?

当日は、日本航空株式会社の総務部や営業部、整備士などさまざまな職種の社員6名が、子どもたちに自分の仕事内容について説明した後、JALオリジナルの用紙を使った紙ヒコーキ作りが行われました。子どもたちは紙ヒコーキを綺麗に作るコツや遠くまで飛ばすコツを教わりながら、終始笑顔で楽しく過ごしました。

参加した社会福祉学科の学生は「紙ヒコーキの作り方が分からない子どもたちをサポートした。個性のある子どもたち同士がどのように過ごすのかに注目していたが、声をかけ合い教え合っていたので、子ども達の様子を見ながら、必要に応じて声をかけ、サポートした。飛行機を飛ばすという目標に向かって、みんなが一緒に活動することで絆が生まれることが分かった」、「障がいのある子どもへの接し方を実習で学んでいたので、今回も慌てることなく、サポートすることができた」等、感想を述べました。

近年、子どもの貧困、虐待、ヤングケアラーなど、子ども達を取り巻く社会問題は深刻です。社会福祉学科では、講義で学んだ知識と技術を活用できる、実践の場を多く提供し、子どもの支援活動に関わるソーシャルワーカーの育成に力を注いでいます。きめ細やかな少人数教育を実施しており、昨年度は、精神保健福祉士(新卒)の国家試験で合格率100%を達成し、社会福祉士の国家試験でも例年全国平均を上回る結果を残しています。

ボランティアとして参加した社会福祉学科の学生(3年、4年)と上原先生(右端)
ボランティアとして参加した社会福祉学科の学生(3年、4年)と上原先生(右端)