📮KURUME LETTER

学部初年次教育「演習1A」で「運動遊び」の重要性を身体で学ぶ
📝学び

学部初年次教育「演習1A」で「運動遊び」の重要性を身体で学ぶ

人間健康学部の初年次教育科目として「演習1A」(前期・必修科目)があり,総合子ども学科とスポーツ医科学科の学生が同じクラスで学修していきます。今回,野田耕准教授と行實鉄平准教授のクラスが合同で「Active Child Program(ACP)」の活動を体験しました。このACPは,世界的に子どもの身体活動が減少してきていることが懸念されている昨今,日本スポーツ協会がいつでもだれでもどこでも楽しく運動遊びができるように開発されたプログラムです。今回の講師は吉田繁敬氏(アイ・プラス株式会社) で,吉田氏はACPの普及・展開を日本全国で行われています。

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講義では,まず「興味・関心を持つ(持たせる)」ことの重要性を説かれました。その後,わが国における子どもの体力や運動習慣の現状を解説され,子どもが自主的に,積極的に身体活動(運動遊び)に取り組むような動機付けや,子どもの発育・発達の個人差も考慮した内容や実践,評価も大切であるとのことを説明されました。

座学が終わると,いよいよアリーナ・メインフロアで実践です。両学科の学生が一緒に,個人で行う運動から二人組・集団で行う種々の運動遊びに取り組みました。担当教員の野田・行實准教授も時々参加し,学生と共に汗を流しました。