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子どもたちが健康な人生を送るために~筑後市主催の「アクティブ・チャイルド・プログラム オンライン講習会」にスポーツ医科学科の学生が参加
📝学び

子どもたちが健康な人生を送るために~筑後市主催の「アクティブ・チャイルド・プログラム オンライン講習会」にスポーツ医科学科の学生が参加

筑後市と本学が結ぶ包括連携協定の一環で、同市主催の「アクティブ・チャイルド・プログラム オンライン講習会」が2月12日(土)、本学御井キャンパスにて開かれ、教員などを目指すスポーツ医科学科の学生がデモンストレーターとして参加しました。一般からはスポーツ指導者、教育関係者、保護者などがオンラインで受講しました。

「アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)」は子どもが発達段階に応じて身につけておくことが望ましい動きを誰もが楽しみながら習得する運動プログラムとして日本スポーツ協会により開発されたものです。講師を務めたのはACPの普及に全国を飛び回る吉田繁敬氏(アイ・プラス株式会社)。第一部の座学と、第二部の実技に分けて開催されました。

第一部で吉田氏は「近年、塾や習い事に忙しく、娯楽の多様化、安全性や利便性を重視した製品やシステムの発達のもとで育つ子どもたちは少なからず外遊びから遠ざかっている。からだを動かす機会の減少は、体力低下だけでなく動きの質の低下、肥満、各種アレルギー、ストレス増加によるこころの問題などにも影響を与えるといわれている。子どもの「いま」だけでなく、大人になってからの健康や体力を考えたときに子ども時代にからだを動かす習慣を身につけることは非常に重要なこと。」とACPの意義を解説し、「運動が苦手な子は取り残され体を動かすことを嫌いになりやすい。しかし本来、転んだ時に手をついて身を守る、モノが飛んできたら避けるといった動作は生きていくために必要不可欠な能力で幼少期に運動を通じて身につけるもの。運動嫌いの子どもたちをつくらないことが大切。」と話しました。

真剣に講義を聴く学生
真剣に講義を聴く学生
講習会の実現に奔走した行實准教授
講習会の実現に奔走した行實准教授
挨拶する筑後市教育委員会の山田氏
挨拶する筑後市教育委員会の山田氏
御井キャンパスで講習に参加する学生
御井キャンパスで講習に参加する学生

第二部の実技は換気を常時行い、頻繁にアルコール消毒をするなど、感染予防に、より配慮し行われました。「最初にルールを説明しすぎない方がよい。飽きさせないように、ある程度説明したら練習で一回やらせてみよう。複雑な部分を教えたり、修正するのはそれからで大丈夫。」と進行についての解説や、「最後まであきらめずに子どもが頑張ったら大人がまず拍手して褒める。」などといったポイントとなる声かけについて説明があり、参加者は楽しみながらも真剣に耳を傾けました。

講師の吉田氏
講師の吉田氏
オンライン配信の様子
オンライン配信の様子

第二部の実技は換気を常時行い、頻繁にアルコール消毒をするなど、感染予防に、より配慮し行われました。「最初にルールを説明しすぎない方がよい。飽きさせないように、ある程度説明したら練習で一回やらせてみよう。複雑な部分を教えたり、修正するのはそれからで大丈夫。」と進行についての解説や、「最後まであきらめずに子どもが頑張ったら大人がまず拍手して褒める。」などといったポイントとなる声かけについて説明があり、参加者は楽しみながらも真剣に耳を傾けました。

写真
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参加した学生は「教職を目指しています。これまでも関連する科目は受講してきたが、講義も実技も違った内容で大変参考になった。将来に活かしたい。」「指導者としてだけでなく、親になったとしても大事な内容だった。」と話し、オンラインでの参加者からも「是非対面でも受講したい。」といった声が聞かれました。

アクティブ・チャイルド・プログラムのホームページはこちら