📮KURUME LETTER
学生サークルteam.csvが「オンライン料理教室」を開催
5月15日(日曜日)、商学部木下和也ゼミを中心とした学生サークル「team.csv」主催の”オンライン料理教室”が久留米大学の新しい地域連携拠点「つながるめ」に設置されたシェアキッチンのこけら落としイベントとして開催されました。事前応募で集まった約30組がオンラインで一緒に料理を作りながら交流しました。team.csvの名前の由来は「Computer Scienceを活用したVolunteerを行うTeam」で普段はプログラミングを中心にコンピューターサイエンスを大学や公民館、オンラインで子どもたちに教える活動などをしています。今回は料理教室という少し変わった趣向でイベントを企画。配信手法などにこれまでのノウハウを活かしました。
レシピ考案と実演を担当したのは調理師免許所持という異色の経歴を持つ二川雅矢さん(商4)。慣れた手つきで「手羽中のコンフィ」「サーモンのカルパッチョ」「オニオンスープ」の3品を作り上げました。「参加されている方がおいてけぼりにならないようにゆっくり丁寧に説明するよう意識しました。最後に美味しいと喜んでもらえてとても嬉しい」と感想を語ってくれました。
配信のディレクターを務めた佐々木隆さん(商3)は「カメラを置く位置やどのカメラの映像を流すか(スイッチング)を工夫してオンラインでも分かりやすく伝えることができたと思う」と手応えを掴みました。「次回はもっと音質を上げていきたい」と課題に触れるのも忘れません。
この日、進行役を務めたのは大塚優里佳さん(商4)。司会は初挑戦でしたがしっかりとイベントを仕切りました。卒業生でもある姉の薦めで商学部に入学した大塚さんは「元々積極的なタイプではなかったけど、team.csvやゼミでの活動を通じて自分から話したり、動いたりできるようになってきた。」と自身の変化を実感。もっと自分を成長させたいと進行役に立候補し「緊張したけど大事な役を担ったことで責任感も強くなったし、毎日遅くまで仲間と準備して真剣にやるのは楽しく達成感がとてもあった。イベント最後に参加者の皆さんが作った料理を見せてくれたときは本当に感激した。木下先生やゼミ仲間、参加者のみなさんに感謝したい。将来は大学での経験を活かしてIT系の会社で開発の仕事にチャレンジしたい」と話してくれました。
自身でもYouTubeチャンネルをもつ伊藤真生香さん(商4)はイベント中に流したビデオの作成でも活躍。「玉ねぎを炒めたりするのに時間がかかるので場を持たせるためにも動画を制作して流すことにしました」とまさに学生の力が結集したイベントとなりました。
参加者からは「オンライン講座、楽しかったです。この状況下なので、よくオンライン講座の募集を見たことあったのですが、これまではできるのか自信なくて躊躇していましたが、今回体験してみて、手元に材料が揃っていれば一緒にできることを知り得る良い機会になりました」「期待していた通り楽しかったです。今まで知らなかった料理の作り方を教えてくれた学生さんたちにありがとうと言いたいです!子どもにも大好評です。”すごく美味しい、今日は最高の日です”と言われました」などといった声を頂きました。
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