学生サークルteam.csvがオンラインで「経営者向けWebデザイン講座」を開催

商学部の学生有志が運営するサークルteam.csvが、1月30日にオンラインで「経営者向けWebデザイン講座」を開催しました。team.csvの名前の由来は、「コンピュータ（computer）」「サイエンス（science）」「ボランティア（volunteer）」で、コンピュータサイエンスを活用したボランティア活動を行っています。商学部商学科の木下和也教授が指導しています。

10月に行われた講座の「後編」となり、前回は既製のテンプレートを活用してHTMLを修正したり写真を入れ替えることで、自社Webサイトをデザインする方法を学びました。今回はHTMLだけではなく、CSSを活用したデザインの基礎とPHPによるWebプログラミングの基礎を学習しました。

本来は対面で実施される予定でしたが、新型コロナ感染症の急拡大を受けて、学生の対面参加ができなくなり、講師役の学生3名は自宅からオンラインで授業を行いました。この授業のために2か月ほどかけて準備してきましたが、急な実施方式の変更に伴い、1週間ほどですべての教材を作り直し、学生たちの役割分担も一から見直してオンラインに適したものに変更されました。

受講者の方は、本学福岡サテライトと外部からオンラインのハイブリッドでの参加となりました。ZoomだけではなくSkypeも併用することで、教室で学ぶ受講者を中心に講師役の学生とオンライン参加の受講者が一体となり、授業が展開されました。

1時間目を担当した4年の太田朱音さんは「授業を進めている際、オンラインで参加の受講者からチャットで質問が来たりしましたが、他の二人の学生が対応してくれたりと、上手く連携して進めることができました。私が担当した1時間目は前回の復習だったので、分かりやすくゆっくり進めるよう心掛けました。」「卒業後はIT関係のインストラクターになりますが、今回のような授業は業務に直結するので、こういった機会を作ってくださった木下先生と受講者の方に感謝しています。」と話してくれました。

2時間目を担当した3年の山田奨馬さんは「対面だと受講者一人一人の様子を見て進めることができますが、オンラインだと画面に映っている範囲でしか状況が分からないので、教室にいらっしゃる木下先生に定期的に状況を確認しながら進めるようにしました。」「team.csvではプログラミングを学べたり、イベントを学生たちで考えて開催したりと、楽しく活動しています。」と話してくれました。