📮KURUME LETTER
「久留米まちなか美術館」開催リポート
経済学部文化経済学科の岩本洋一ゼミの学生が、「久留米まちなか美術館」で、11月20日(土)と21日(日)の2日間、使われなくなった傘を用いたアート作品の展示や久留米絣の端切れを使ったワークショップなど「あるもの」を生かしたさまざまな催しを行いました。
「久留米まちなか美術館」(主催:けやきとアートの散歩路)は、久留米市の中心市街地にある店舗や寺院等にアーティストの作品を展示し、市民にまちなかで身近にアートに触れる機会を提供するイベントで毎年開催されています。https://kurume-keyaki-art.com/
今回学生たちは、ギャラリーアールグレイ、真教寺で作品展示を行うアーティストの取材のほか、蛍川公園でのアート作品の展示やワークショップなどで「まちなか美術館」を演出しました。
会場の一つである蛍川公園では、「まちの森へようこそ」というテーマで、ゼミ学生ら約40人が使われなくなった傘を用いたアート作品の展示や久留米絣の端切れを使ったワークショップなど、「あるもの」を生かしたさまざまな催しを行いました。また、会場には、法学部の絣フェスタのイベントを行っている学生が企画・制作に関わった久留米絣の小物・雑貨販売や、「藍プロジェクト」(藍染めの染料のもととなるタデアイの葉の生産も地元久留米で行うことで、染料を作るところから久留米絣の製造まで一貫して久留米で行おうとするプロジェクト)を紹介するブースも設けられました。
法学部の学生による「絣フェスタ」、「藍プロジェクト」の紹介ブース
本学法学部学生とオカモト商店さんが共同で制作した久留米絣の小物・雑貨(トートバック、ポーチ、詰め襟)の販売と、商品完成までのストーリーを説明する学生。地元久留米での藍草栽培と天然染料の供給を目指す「藍プロジェクト」のパネル展示も行いました。