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医療センター栄養室・医療連携室のイベント運営を学生が支援【文学部情報社会学科】
📝学び

医療センター栄養室・医療連携室のイベント運営を学生が支援【文学部情報社会学科】

6月27日、御井キャンパス地域連携センター「つながるめ」で行われた医療センター栄養室・医療連携室のイベント「栄養Wonder2023」において、文学部情報社会学科学生がイベントを盛り上げるために学生目線での広報や当日のイベント運営などをサポートしました。

準備をする学生
参加者にキウイと牛乳を配布

「栄養Wonder」とは日本栄養士会が呼びかけ、「栄養の日・栄養週間」に合わせて全国各地で開催される栄養指導イベントで、今年のテーマは「間食の、すすめ!」です。これまで医療センター栄養室では、職員を対象に「栄養Wonder」を実施していましたが、管理栄養士である坂口美紀さんが、朝食抜きの学生が多いことを知り問題視し、間食をうまく取り入れることで不足しがちな栄養素を補ってもらいたいという思いから、御井キャンパスの学生を対象にセミナーとイベントを開催しました。セミナーでは、コンビニや中食で活用できる栄養バランスを考えた上手な食べ物の選び方を紹介しました。参加した商学部の学生は「間食でお菓子を食べることが多かったけど、食べ物の選び方を意識することで栄養バランスの改善につながることを知りました。果物も上手に取り入れたいです」と感想を述べました。

医療センター管理栄養士の坂口美紀さん
医療センター管理栄養士の坂口美紀さん
キウイでビタミンと食物繊維を補給
キウイでビタミンと食物繊維を補給

文学部情報社会学科では、文医融合の取り組みとして医療センターと連携した「ほとめきプロジェクト実習演習」を行っています。昨年度のプロジェクトで坂口さんとも交流のあったメンバーがイベント開催を知り、チラシ作りや配布、当日の運営サポートなどを提案しました。チラシ・ポスターを制作した情報社会学科4年の池上葉乃さんは「黄色やオレンジを使い色のインパクトで目に入るようにしました。学生が見た時に “栄養Wonder”とは何か、内容が分かるように説明文を入れたりつながるめの場所がわかりやすいようにマップを追加したりしました」とユーザー目線で工夫した点を話していました。また情報社会学科3年の髙岡有咲さんは「大学生の食意識に興味があり、そのテーマで卒業論文を執筆しようと思っています。今回のイベントを通して、食事と間食の栄養バランスの大切さを改めて学ぶことができ大変勉強になりました。今後は卒業論文にも役立てていきたいと思います」と今回のイベントで食の大切さに触れる機会を得られたことを嬉しそうに話していました。

【後列左から】髙岡有咲(3年)、坂口美紀(管理栄養士)、池上葉乃(4年)【前列左から】濵﨑裕子地域連携センター顧問、丸山紀子看護師長、内藤美智子医師、由井真理子研修医
【後列左から】髙岡有咲(3年)、坂口美紀(管理栄養士)、池上葉乃(4年)【前列左から】濵﨑裕子地域連携センター顧問、丸山紀子看護師長、内藤美智子医師、由井真理子研修医