📮KURUME LETTER
シンポジウム「医療的ケアの必要な子どもが子どもらしく生きるために」を開催
私立大学研究ブランディング事業 文医融合プロジェクト研究の一環として、総合子ども学科、文学部心理学科、医学部小児科主催により、標記シンポジウムを開催いたしました。多くの方に足をお運びいただくとともに、本学の学生たちも参加し、学びを深めました。
学生の感想
一部ではありますが、学生の学びをご紹介したいと思います。
「私が特に印象に残ったのは、【こどもらしさ】が大人の期待、知識、常識など一般的なイメージによる【レッテル】とならないよう、子どもの個性・可能性・日々の変化と揺れをありのままに肯定するということです。子どもの誤解を正すのではなく、まずは大人側が誤解を正し、理解するということ、子ども主体を第一とし、感情を肯定し、本来の力を信じることが大切ということを学びました。」
「医療的ケアの必要な子どもにとって【元気】というのは、楽しい、嬉しいなどということであるというお話が印象に残りました。子どもらしくあるためには、様々な豊かな感情を味わい、共有することが大切だと感じました。」
「子どもたちの希望を叶えるために、チーム医療が行われていることを学びました。私も子どもの様々な感情に寄り添い、共感、理解することで、子どもらしく生きるサポートをしたいと思いました。」
多くの学生たちが、「子どもらしさとは」「子どもに寄り添うとは」との問いを胸に、将来につながる学びを得ました。
学生の活躍
当日は、受付や会場への誘導、質疑応答の際のマイク係、託児などで学生が活躍しました。
一般参加者の方からも、「とても良い会だった。特に学生たちに感謝したい」とのお声をいただきました。
シンポジウムにご参加・ご協力いただきましたすべての方に感謝申し上げます。
これからも、文医融合を掲げる人間健康学部 総合子ども学科ならではの保育者・幼稚園教諭養成のあり方について思索して参ります。