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久留米と札幌をつなぐWeb共同授業を開催(情報社会学科)
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久留米と札幌をつなぐWeb共同授業を開催(情報社会学科)

2020年6月17日、文学部情報社会学科2年「情報社会実習演習」(江藤智佐子ゼミ)では、札幌国際大学人文学部現代文化学科の椿明美教授の指導学生とWeb会議システムを用いた遠隔共同授業を行いました。情報社会学科から12名、札幌国際大学から8名の2年生が参加しました。新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が中心となっているからこそ実現した「久留米と札幌をつなぐコラボ授業」、両校の学生にとって貴重な経験となりました。

お互いの地域や大学の紹介からスタートし、グループに分かれて「お互いの地域や学科について」「オンデマンド授業のメリット、デメリット」をディスカッション、最後にグループワークでまとまった意見を発表しました。オンデマンド授業のメリットは、「通学が不要でいつでもアクセスできる」「移動時間、距離の壁がない」など。他方デメリットは「自宅にいるのでオンオフを切り替えがしづらい」「体調面など自己管理が難しい」「実習ができない」などの意見が挙げられました。

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参加した学生からは、「遠くにいる学生同士が、コストをかけずに交流できる場ができた」「オンラインでしかできない経験で、貴重なゼミとなった」「オンラインで遠くの人とも繋がれることを再認識することができた」といった声が聞かれました。

授業終了後の振り返りでは、全員が「楽しかった」と笑顔で元気な声になっていたのが印象的でした。遠く離れた同じ学年の学生とコロナ禍中の授業での悩みを共有することもでき、一人で授業を受けることへの対策と励ましあいにもつながりました。
この授業(「情報社会実習演習」)は、社会調査士取得科目となっているため、オンライン調査前の貴重なインタビュー体験にもなりました。

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