チクゴズ・ライブ映像配信（文学部30周年）

7月7日に長崎市内のライブハウスで文学部開設30周年行事の一環として、チクゴズ（ckgz）の楽曲を含むライブ映像の撮影が行われました。チクゴズは、2016年度より、文学部国際文化学科で地域に関わるあらたなイメージ像をつくることを目的に楽曲・動画制作をはじめたプロジェクトです（文学部国際文化学科　神本秀爾准教授）。

このライブはもともとチクゴズをはじめる際の相談相手であり多くの協力をしてくれたレゲエ・シンガーのSing J Royさんを中心におこなう予定で準備が進んでいましたが、3月末にSing J Royさんの急逝（享年47歳）の知らせが届きました。追悼の意味でも開催を願う声があり、可能な実現方法を模索していくなかで今回のライブ映像の配信が決まりました。

チクゴズに関わってきた卒業生たちにも届くように、当初はリアルタイムでのライブ配信を考えていましたが、より多くの人に届くように、映像としての質も重視して、編集を加えたものを公開するように変更されました。Sing J Royが生前「ライブ映像は和磨が撮影するべき」と本学卒業生の名を挙げていたこともあり、動画の撮影・編集は佐賀市でカメラマンをしている卒業生（吉田和磨さん 2017年度国際文化学科卒）が担当しました。

ライブパフォーマンスは、RAINBOW MUSICとSickle oneで行われました。

ライブ映像の配信は8月30日に公開となっています。

また、10月には久留米シティプラザで第二弾のライブ撮影が予定されていますので、そちらも楽しみです。

RAINBOW MUSIC

福島県で2008年に結成された音楽グループ。仙台を中心に活動していたが東日本大震災後、長崎市高島に移住し、島をテーマにした楽曲を制作したり音楽イベントを主催しており、音楽を通じて地域と深く関わってきた。チクゴズとの絆はSing J Royと制作したチクゴズ最初の1曲「チクゴノワ」（2016）でのコーラスへの参加がきっかけ。今回はその縁から、Sing J Royが制作に関わった「チクゴノワ」「火祭り－鬼夜」（2017）を演奏。

https://www.rainbowmusic-mobile.net/