📮KURUME LETTER
西日本新聞社との連携による「まわしよみ新聞」がスタート【文学部情報社会学科】
文学部情報社会学科の2年生必修科目「コミュニケーション演習」の授業で、本学が連携協定を締結している西日本新聞社と連携した「まわしよみ新聞」がスタートしました。
この授業は、情報社会学科のディプロマ・ポリシーに基づき「情報を収集し、解析し、発信する」学問サイクルを通して対人コミュニケーション能力を身に付けることを目的としたもので、集めた情報を相手に分かりやすく説明するために加工したり、効果的に表現したりするためのコミュニケーションスキルの基本を中心に学んでいきます。
11月10日に行われた授業では、西日本新聞社の二島朋美氏を講師に、新聞の読み方などについて講義いただいた後、気になった記事を選び、グループで意見交換をしながら、壁新聞を作り上げるワークショップが行われました。
11のグループに分かれ、感染予防のためフェースシールドを着用した上でグループディスカッションが行われ、学生がそれぞれに選んだ記事について、「どうしてこの記事を選んだのか」「記事のどこに魅力を感じたのか」などをメンバーに伝えながら、集めた情報を相手に分かりやすく伝えることを体感しました。
参加した学生からは、「新聞をどのように読んでいけば効率よく情報収集ができるのかを知ることができた」「新聞を読むことは情報を得るだけでなく、知識やさまざまな考え方があることを知るためにも大切なことだと感じた」「人前で話をするのが得意な方ではないので、このような授業でコミュニケーション能力やプレゼン力を身に付けていきたい」という声が聞かれました。
感染予防とDXプログラムへの試行として、壁新聞はグループ内の共有ファイルで作成し、次回の授業で発表を行います。
この「コミュニケーション演習」の授業では、「まわしよみ新聞」(西日本新聞社との連携)、「ゼミ対抗プレゼン大会」(ゼミ活動をPR)、「合同発表会」(調査実習の成果を発表)など、段階的にグループワークとプレゼンテーションをステップアップするプログラムが組まれています。