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課題解決型授業「ほとめきプロジェクト実習演習」で “医療センターと御井キャンパスをつなぐ”リーフレットリニューアル版が完成【文学部情報社会学科】
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課題解決型授業「ほとめきプロジェクト実習演習」で “医療センターと御井キャンパスをつなぐ”リーフレットリニューアル版が完成【文学部情報社会学科】

左から 医療センター管理課福田課長(制作当時)、情報社会学科4年生 藤崎里菜さん、芝原可南子さん(Zoomで参加)、髙橋歩さん、齋藤佳奈さん、江藤教授

文学部情報社会学科では、毎年、医学部を持つ久留米大学の強みを生かして、医療センターと連携した課題解決型授業「ほとめきプロジェクト実習演習」(江藤智佐子教授担当)を行っています。

昨年12月に医療センターの大川病院長にプレゼンテーションした2つの企画(医療センターリーフレットのリニューアルと非接触型での入院説明動画制作)のうち、2月にリーフレットが完成し、4月に新入生に配布されました。

今回のリーフレットは、ウィズコロナ時代に対応した医療センターはver3、御井キャンパスはver2です。2つのリーフレットの表紙を合わせると一つの大きな木のデザインになるように作られ、医療センターと御井キャンパスとのつながりを意識したものとなっています。また、表紙に描かれた木は、御井キャンパスの象徴である並木道の欅の木で、「幸運」「健康」「長寿」の意味から、患者さんや学生に健康長寿に過ごしてほしいという思いが込められています。

並べると欅を中心とした1枚の絵に
並べると欅を中心とした1枚の絵に
御井キャンパス版
御井キャンパス版
医療センター版
医療センター版

御井リーフレット制作責任者:高橋歩、芝原可南子
デザイナー:内田有香
編集委員:坂口彩乃、齋藤佳奈、藤崎里菜、皆越友希
(※全て情報社会学科4年生)

今回のプロジェクトは、7名のメンバーで3年生の4月から企画の構想を始め、コンセプトが固まった9月頃から本格的な制作作業に入りました。2つのリーフレットと動画制作の3チームに分かれ、分担しながら作業を進め、約1年間活動を行いました。

制作した学生からは、「コロナ禍でなかなか集まっての打ち合わせが難しく、実物を見ながら話すこともできなかったのでイメージの共有がしづらかったり、現場への説明もあまり行けずオンラインに限られたりしたことに苦労した」、「リーフレットには、欅の木の持つ花言葉である『健康や長寿』の想いを込め、学生が使うこともあり、温かみがあり元気の出る配色にもこだわった」、「今回の制作の過程で特に学んだことは、『チームで動くこと』。個性の違うメンバー一人一人が役割を持ち、みんなで情報共有しながら、共通の目標に向かって制作を進めていくことは、今後社会に出て生かせると思う」といった声が聞かれ、計画から病院長へのプレゼンテーションなど実践的な活動から得られた経験と苦労を乗り越えたことでの自信が感じられました。

御井キャンパスリーフレットの制作にかかわった御井学舎事務部の重石部長は、「学生の皆さんと教職員が一体となった実社会の課題解決への取り組みであり、患者さんのみならず関わった全ての人に成果をもたらす素晴らしいチャレンジだった」と学生の活躍を称えました。就職活動中のメンバーは、遠方からオンラインで今回の取材に参加。それぞれに充実した表情が印象的でした。

御井学舎事務部 重石部長(右)と打ち合わせをする学生
御井学舎事務部 重石部長(右)と打ち合わせをする学生

また、医療センターで制作にかかわった管理課の福田課長(制作当時)は「患者さんにとって分かりやすいパンフになった。是非多くの方に使っていただきたい」と完成したリーフレットを評価しました。

医療センターのリーフレット (PDF) 御井キャンパスのリーフレット (PDF)