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「コミュニケーション演習」で一般社団法人フミダスの濱本代表が講義~将来のありたい姿を探究【文学部情報社会学科】
📝学び

「コミュニケーション演習」で一般社団法人フミダスの濱本代表が講義~将来のありたい姿を探究【文学部情報社会学科】

文学部情報社会学科の江藤智佐子教授による2年生を対象にした授業「コミュニケーション演習」は、半年間をとおして、対人コミュニケーション能力を身に付けることを目的とし、学科のディプロマ・ポリシーである情報収集、加工・分析、発信をさまざまなツールを教材にしながら課題を探究し、発信力を身に付けていくものです。

熊本を中心に、地域人材育成のために若者と企業をつなぐ実践的インターンシップなどを手掛けられている「一般社団法人フミダス」の濱本伸司代表理事に講師として登壇いただきました。

一般社団法人フミダス様は、「地域で仕事をつくり地域のつなぎ役となれる、次世代のチェンジリーダーを輩出する」をミッションに、熊本の若者と企業がともに課題に挑むことで、人と組織を高め合い、地域で新たな価値と仕事を創造できる仕組みづくりとして「実践型インターンシップ」を核に、若者と仕事と地域を、挑戦の力でつなぐ事業を展開されています。

授業の様子

授業では、濱本代表理事が事業として取り組まれている「地域を変えられる人材の育成」などのご経験をふまえ、学生たちに、これからの社会に自分がどうあればよいのか、「自分のありたい姿」について、ワークショップ形式で授業を展開していただきました。

学生たちはグループに分かれ「誰のためにどんな仕事をやりたいか」「その仕事に就くために自身に足りていないと思うこと」などを考え伝え合うことで、将来の自分像のイメージを固めていきました。

授業の様子
授業の様子

濱本代表からは学生に向け、「これからどこに時間を投資するかをしっかり考え、『こうありたい』というものを探し、自分を磨くことや、自分のためだけではなく人や社会のために時間を使うことも意識しながら成長していってほしい」といったメッセージが伝えられました。

講義を終え学生からは、「私たちにできることは小さいが、未来の私たちが住みやすい社会にしていきたい」「人口減少が仕事の場所や意味を奪っていくことを学び、将来を見据えた考えと行動を取っていく必要があると感じた」「何事も、自分から行動することが大切だとあらためて感じさせられた」「今回の講義をとおして、自分の将来のあるべき姿について見通すことができた。あと一年半で職に就くという意識をもち、将来の夢の実現に向けて、努力していきたいと強く思った」といった声が聞かれ、地域と自分たちの将来について学びを深める機会になりました。