📮KURUME LETTER
宗像世界遺産PR映像が完成
文学部国際文化学科神本秀爾准教授(文化人類学)ゼミ生で作る楽曲・映像制作グループckgz(チクゴズ)のメンバーが世界文化遺産の宗像・沖ノ島と関連遺産群を若い世代にプロモーションするための映像制作プロジェクトに参加しています。学生たちは昨年2月にリリースされた同世界遺産群をPRする楽曲「みあれうた」の世界観をベースに動画の構成を考え、11月14日に宗像・大島で撮影を実施。映像ディレクターの井上裕乃さんの編集により2本の動画が完成し、1月19日に御井キャンパスで上映会を行いました。
今回、制作した動画は2本。1本目は海上交通の平安を守護する玄界灘の神として、この地域に祀られる宗像三女神が現代に舞い降り、大島の観光名所などを紹介する「みあれうたMV観光案内ver」。2本目は「みあれうた」の歌詞の一部を「遠距離恋愛」にみたてたショートムービーとして再現した「みあれうた(ドラマ仕立てver」です。
保存活用協議会事務局の豊崎さんは完成した動画を見て「(動画は)一方的な情報発信ではなく、世界遺産群の楽しみ方が印象的に伝わるものになっている。行政だけでは作れない良い物になった。若い世代の人が、この動画をきっかけに世界遺産に興味を持ってもらえたら」と感想を述べました。
撮影・編集を担当した井上さんは「4Kでのドラマ製作は初めての経験で、自分自身もとても楽しむことができた。(学生たちの撮影した映像を見て)自分にはない切り口で撮影が行わてれいて、学生の感覚に新鮮さを感じた」とコメントしました。
ショートムービーで主演を務めた国際文化学科3年生の川崎勇征さんは「完成した動画に自分が出演しているのは少し照れ臭い気もするが、みんなで楽しく撮影した雰囲気も思い出せた。改めてプロジェクトに参加できてよかったと思う」とふりかえりました。
今回撮影した映像は、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会が運営するYouTubeチャンネルでご覧いただけます。
【みあれうたMV観光案内ver】
【みあれうた(ドラマ仕立てver)】