📮KURUME LETTER
学生サークルteam.csvがスリランカの日本語学校とオンライン交流会を企画・開催【商学部】
商学部の学生有志によるボランティアサークル「team.csv」*の学生が、9月14日にスリランカの日本語学校との交流イベントを企画・開催しました。
*「team.csv」の由来は「Computer Scienceを活用したVolunteerを行うTeam」で、木下和也教授の指導の下、学生が主体となりICTを活用した地域の課題解決やICT教育イベントなどを全国的に行っています。
現地の担当教員以外では初めて日本人と交流するという日本語初級クラスの学生たちが対象です。この日のために日本とスリランカ双方で準備をしてきました。スリランカの学生たちは日本について様々なことを調べて作成したポスターを手に、日本への興味関心について説明をしました。
久留米大学側では、学生たちがスリランカの言語であるシンハラ語であいさつや自己紹介をし、その後は楽しい会話で盛り上がりました。スリランカの若者たちは日本文化全般に興味があり、伝統的なものからゲームやアニメといったサブカルチャーに至る幅広い話題ができました。
このイベントは新型コロナ感染症(Covit19)パンデミック終了後に回復し始めた国際交流の流れに乗って1年前に企画されました。その後、候補となる国の中でも最も積極的に話を進めていただいたのがスリランカの日本語学校でした。
このプロジェクトには以前留学生別科で教鞭をとられていた池田富見子先生が参画されており、交流会当日は現地でコーディネート役をしてくださいました。
team.csvの学生たちは過去にもロシア・モスクワ教育大学の学生たちとオンライン交流をしたり、マレーシアの日系企業で研究発表をしたりするなど、国際交流には積極的です。ICTを活用した地域の課題解決や地域交流は海外にも及んでいます。
今回の交流イベントに参加した商学科3年生の井之上英未さんは「貴重な体験だった。みなさん日本語初級ということだったが、画面を通してコミュニケーションができ、日本についても沢山調べて発表してくれて、とても嬉しかった。遠く離れているのに、日本語を通して本当に繋がっているんだと実感できた」と感想を述べました。また同じく商学科2年生の古賀日菜多さんは「お互いに笑顔の絶えない楽しい交流だった。いずれ日本を訪れる人もいるとのことで、みなさん日本のことをたくさん調べていて、嬉しかった。私自身も学ぶことが多かった。この貴重な経験を将来に繋げられるようにしたい」と感想を述べました。その他、今回参加した学生たちは今後も様々な国の若者たちとの交流をオンラインや現地訪問によって広げていきたいと話しました。
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