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学生サークルteam.csvが横浜市の小学生にプログラミング講座を開催【商学部】
商学部木下ゼミの学生有志によるボランティアサークル「team.csv」の学生が、2024年8月3日に横浜市の北山田地区センターで親子プログラミング講座を企画・開催しました。
このイベントは横浜市に住む小学校の先生をはじめ、現地のプログラミング教育に関心を持つ多くの人たちと協力して企画・開催されました。
このイベントの目的は学生たちが遠く離れた地域の人たちと協力してプロジェクトを企画し成功させることにあります。遠く離れた地域に会場を借りてイベントを開催するだけでも難しいことなのですが、自分たちの活動を理解し協力してもらえる人を募り、現地に作業グループを組織するなど、長期的な計画を立てて多くの人たちと協力して進捗管理してきたことに意味があります。
これは商学部で学ぶマネジメントの知識とスキルを活かした活動といえます。特に今回のようなマネジメント手法をプロジェクトマネジメントといい、情報システムやアプリ開発などIT企業で使われています。
午前の部ではこの1年半をかけて一緒に準備をしてきた保護者のみなさんとそのお子さんたちが参加しました。また午後の部では会場である北山田地区センターが独自に募集した親子のみなさんが参加しました。
参加された親子のみなさんには、3つのグループに分かれてもらい、3つのブースを移動しながら異なる内容のプログラミングをローテーション形式で体験してもらいました。それぞれのブースではドローンによる3次元座標の理解、マイクロビットによるアルゴリズムの理解、JavaScriptを使ったプログラミング言語の体験をテーマに授業が展開されました。
子どもたちはもちろんのこと、保護者のみなさんも初めて目にする教材やコンテンツに興味津々で、終始笑顔の絶えない講座となりました。参加者の多くが、継続したイベントの開催を望まれており、さっそく次回への準備のお話をすることになりました。
また、このイベントを準備してきた現地作業グループのみなさんの他、プログラミング教育を研究されている企業の方や大手IT企業のエンジニアの方々も当日のサポート役として参加してくださいました。
さらにteam.csvの卒業生も駆けつけてくれました。卒業生たちは現在東京や名古屋など様々な場所で働いており、卒業後もボランティア活動に関心を持ち続け、後輩たちに協力してくれます。この体験を通じ、企画した学生たちはこの活動を日本中に広げていきたいと話しています。
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