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看護学科手話サークルの学生が九州デフバスケットボールフェスティバルをサポート
🙌課外活動

看護学科手話サークルの学生が九州デフバスケットボールフェスティバルをサポート

10月14日に医学部看護学科手話サークルの学生4人が福岡市立西体育館で開催された九州デフバスケットボールフェスティバル(主催:九州デフバスケットボールフェスティバル委員会)にボランティアとして参加し、手話を用いて大会運営をサポートしました。

デフバスケットボールとは、聴覚障がい者がプレーするバスケットボールで、チームメイトの声や足音、審判の笛や声が全く聞こえない状態でプレーをするため、コートの四隅にフラッグマン(審判の笛が鳴ると旗を挙げてくれる人)を設置して、視覚で状況判断ができるように補助を設けていることが特徴です。

フェスティバルは、バスケットボールを通じて聞こえない人と聞こえる人との相互理解を深めることを目的に開催されているもので、学生たちは九州デフバスケットボールの選手とのオンライン交流会をきっかけに、昨年度から大会運営ボランティアとして参加するようになりました。

大会がスムーズに進むよう協力しながら運営をサポートしました
大会がスムーズに進むよう協力しながら運営をサポートしました
大会がスムーズに進むよう協力しながら運営をサポートしました

当日学生たちは、午前中に難聴の方や車椅子ユーザーの方とチームを組み、手話でコミュニケーションを取りながらドリブルリレーやバスケットオセロ対決で交流を深め、午後からは3×3(3人制バスケットボール)の大会運営をサポートしました。

参加した学生からは「私たちが声で会話することが当たり前と思っていた生活の中で、聴覚障がいの方が手話で会話をしながらどのように生活をされているのかを、少しですが体感することができました」「最初はつたない手話で会話できるのか不安でしたが、実際に選手や運営の皆さんと楽しい時間を過ごす中で、障がいの有無にかかわらず相手に伝わることが大切なのだと感じました。これからも伝わるコミュニケーションを意識していきたいと思います」などの感想がありました。

左からボランティアに参加した医学部看護学科の高柳さん、五十嵐さん、関さん、副島さん
左からボランティアに参加した医学部看護学科の高柳さん、五十嵐さん、関さん、副島さん