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医学部で学ぶ 【総合子ども学科】
🙌課外活動

医学部で学ぶ 【総合子ども学科】

人間健康学部総合子ども学科には、医学部のある強みを生かした文医融合型の教育カリキュラムがあります。

医学部のある旭町キャンパスで開講されている「基礎小児医学」「発達障がいの医学」は、幼児教育・保育にかかわる上で必要な小児医学・小児保健の基礎的知識と実践方法を学んでいます。

旭町
旭町

基礎小児医学

久留米大学小児科で診療や研究に活躍している小児科医がオムニバス形式で、子どもの生理から病気まで、小児科医としての取り組みを踏まえながら講義を行っています。

乳幼児の身体発育、精神運動発達、栄養、主な疾病、事故と救急対応、適切な養育環境づくり、育児支援、予防接種、生活習慣病の予防などについて基本的知識を学習します。

発達障がいの医学

久留米大学小児科の最前線で発達障害をもつ子どもの診断や治療を行っている小児科医とゲストスピーカーが、発達障害それぞれの特性と対応の基本を講義しています。

発達に課題を抱える子どもたちは通常学級の6.5%と報告されています。保育士は、発達に課題を抱える子どもにもっとも早く気づき、支援するキーパーソンであることを認識し、発達障害をもつ子どもと家族へのトータルケアとQOL(いのちの輝き)を高めるために大切な要素について学習します。

旭町
旭町

総合子ども学科では、子どもの生活や育ちを広義の「健康」の観点から捉え、人間の健康に深くかかわる医学をはじめ、幼児教育学、保育学、心理学、社会学、福祉学の領域から多角的に子どもについて学んでいます。

この医学部での授業について学生からは、「医学部で専門知識を学ぶことは少し難しくも感じますが、将来役立つと思うのでがんばりたいです」「こちらの落ち着いたキャンパスの雰囲気も好きです。小児科の先生方の授業を受けられるのは貴重なので楽しいです」「病気や発達についてここでしか学べないことを学んで、将来保育現場で活かしたいです」などの声が聞かれました。