中学生・高校生を対象に感染症の予防法を学ぶイベントを開催

医学部看護学科では、日本学術振興会の後援で、中学生・高校生を対象に「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催しています。今年は「感染症の脅威から身を守ろう～手洗いや清掃、マスクの効果をしらべてみよう～」をテーマに8月30日に開催し、参加者は講義、実験、ゲーム等をとおして、新型コロナウイルス等の感染症の予防法を学びました。

コップをひっくり返して、ガーゼマスク、サージカルマスク、N95マスクでは水がどうなるかの実験。

身の回りのATP（生物学的物質）の値を調べる実験。人がよく触るスマホやドアノブなどを調べました

手洗いの効果を実験。手洗いの前後で手のATP値を調べました。その後、正しい手洗いの方法を学びました。

N95マスクのフィットテスト。味覚を感じるかの定性的フィットテストとフィット感を数値で調べる定量的フィットテストを行いました。

バイオテロを想定した除染活動のシミュレーション。レベルCの防護具（PPE）を一類防護具を着用した人に介助してもらって安全に着脱します。将来看護師になるという夢があり、勉強のため参加したという女子高生は、「こういう実験ははじめてだったので、楽しく学べました」と話してくれました。