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文学部の新入生が久留米絣を初体験
🙌課外活動

文学部の新入生が久留米絣を初体験

 5月29日に久留米大学文学部の産学連携プロジェクト「筑後の手仕事-伝統工芸-」の一環として、「はじめてのくるめかすり」が3年ぶりに開催されました。
 久留米絣との出会いや体験を提供することを目的としたこの本学の取り組みは、2015年からはじまり、過去には久留米絣の着物を着て土曜夜市を散策したり、織元の見学や、学生の新商品開発のアイデア提言などの活動が実施されてきました。
 コロナのためここ2年は開催が見送られていましたが、今年度は感染対策を取った上で、文学部の田中優子准教授、神本秀爾准教授のもと開催されました。

この日は国際文化学科の1年生12名が参加し、地域連携センターとして今年度リニューアルした「つながるめ」に集まると、久留米絣協同組合からお借りしたさまざまな着物の中から、それぞれ好きな柄を選んでいました。

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選んだ着物を、西日本きもの専科学院の内田さんらに着付けをしていただき、石橋文化センターに移動しました。学生たちは庭園で写真を撮ったり、楽水亭で昼食を取ったり、それぞれに久留米絣の着心地を確かめながら自由行動を楽しむ姿がありました。

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参加者全員、久留米絣を着るのはこの日が初めてとのことで、「さらっとして気持ちがいい」「夏祭りもなくて浴衣も久しく着れなかったのでうれしい」「久留米絣は地味なイメージがあったけど、色も柄もたくさんあって驚いた」などの感想が聞かれました。

庭園に訪れていた方からも、「久留米絣?すてきねー」と声をかけられたり、実際の体験を通じて、地域産業に触れることができる貴重な機会となりました。