学生と企業が本音で語る「ホンネカフェ」を開催

10月10日（木）に就職・キャリア支援課と学科専門科目の教職協働企画による「ホンネカフェ」を開催し、延べ90名の学生が参加しました。このイベントは、熊本市が主催し、熊本で若者と企業が協力し地域で新たな価値と仕事を創出する取り組みを行っている一般社団法人フミダスが運営事務局となり、熊本市及び近隣市町村の15社の企業と学生が本音で語り合う場として企画されました。対象は全学部1～4年生です。

お昼休みの時間を利用した第1部ミニホンネカフェは、本館2階のラーニングコモンズで開催され、オープンスペースでおにぎりやお菓子、飲み物が配布され、飛び入りでの参加も可能となっており、リラックスした雰囲気に多くの学生が参加しました。

第2部のホンネカフェは、文学部情報社会学科の必修科目「キャリアデザインⅡ」（江藤智佐子教授担当）とのコラボ開催となり、企業との直接的な対話を通じて、企業側の本音や就職活動に関するリアルな情報を得る貴重な機会となりました。履修学生以外の参加も可能で、情報社会学科以外の学生の参加もありました。

通常の企業説明会や就職イベントとは違い、今回の「ホンネカフェ」は、オープンスペースの会場や、飲食の提供、明るい司会進行などリラックスできる演出があり、学生たちがいつもより気軽に企業の皆さんと話をできる機会となりました。

参加した学生からは「今までで一番、率直な質問ができました」「企業の方がおもしろく自然と自分もリラックスできました、上司とこうやって本心で付き合える場所で働きたいと思いました」などの感想が聞かれました。

参加した企業の方からは「積極的に質問をしていただき、なかには会社のことだけでなく私自身の就活体験を聞いてくださる学生もいました。ひとりの社会人としてお話しましたが、少しでも皆さんの今後の励みになればと思いました」「参加して久留米大学へのイメージが変わりました。この縁が繋がっていくと嬉しいです」「対話して今の学生たちのリアルな思いを感じることができました」などのご感想をいただきました。

一般社団法人フミダスの濱本伸司代表理事は、「久留米大学から熊本県内の企業へ就職する方も比較的多いと聞いています。一方で学生時代に熊本の企業と出会う機会は少ないとお聞きし今回企画をご相談させて頂きました。大学の皆様に手厚くご協力いただき活気ある場となりました。今後もこのような機会づくりをご一緒させて頂けると嬉しいです。」とご感想をいただきました。

 江藤教授と共に本イベントを企画した就職・キャリア支援課の水落統也さんは、「今回は、学生のキャリアデザイン支援の一環として、教職協働による体系的なキャリア支援体制強化を意識し開催しました。ホンネカフェに参加した学生には、熊本の魅力的な企業15社との交流を通して、自分らしい働き方や生き方のヒントを見つけてもらえるような機会と捉え、今後の学生生活に生かしてもらえればと思います。」とコメントしました。

参加いただいた企業

・株式会社電盛社

・アイシン九州株式会社

・株式会社コスギ不動産ホールディングス

・金剛株式会社

・株式会社ゆめマート熊本

・ソフトウエアビジョン株式会社

・株式会社セルモ

・九州セキスイ商事インフラテック株式会社

・株式会社杉養蜂園

・株式会社ベイブルック

・株式会社トヨダ体育教室

・株式会社丸菱ホールディングス

・三共ポリエチレン株式会社　九州事業所

・株式会社ホンダロジスティクス　熊本事業所

・株式会社テラシステム