会社研究ワークショップを初開催

10月26日、御井キャンパスにて『会社研究ワークショップ』を開催し、来年春に就職活動を控えている3年生が参加しました。 

このワークショップは、学生がより効率的に会社研究を進められるように就職・キャリア支援課が企画したもので、今回が初めての開催です。

 実際に同業他社を調べ比較検討することで、比較するポイントを理解し、志望企業選びに役立てるだけではなく、志望企業ごとにしっかりとした志望動機を伝えられるようになることを狙いとしています。

当日は、株式会社リクルートから3人の講師を迎え、会社研究の進め方や会社選びのポイントなどについて、ワークショップ形式で分かりやすく説明していただきました。

まず学生はグループに分かれ、各グループ2社ずつ（同業他社）の会社研究に取り組みます。講師のアドバイスのもと、スマホを活用しながらそれぞれの企業の「特色・強み・課題・将来性」などについて調べ、メンバー同士で話し合いながら協力して2枚（2社分）のワークシートを完成させました。

その後はグループで調べた結果をアウトプットする作業に入ります。

学生がそれぞれ調べた会社情報をもとに「地域の特徴に合わせたサービスを提供している」「国内外に多くの拠点がある」など、2社を比較することで見えてきた各社のイメージについて発表しました。

最後に、自分が調べた会社について「自分の特徴を生かせそうか？」「生き生きと働くイメージができるか？」などを考え、その理由を文章にしてワークシートにまとめる作業に取り組みました。

講師からは「会社研究とは、自分の志望に合う企業と出合い、接点を見つけるために企業への理解を深めること。繰り返し比較することで自分の志望に合う企業が見えてきます。自分の仕事選びの軸と企業の事業内容や社風などとの接点（マッチする部分）を見つけ、それを志望動機として企業に伝えられるよう、ぜひ早めに準備を進めてください」とアドバイスをいただきました。

参加した学生からは「1つの企業を深く調べるのは骨の折れる作業ではあるが、比べることで見えてくることもあるので頑張って続けていきたい」「名前を知っている企業でも深く調べたことはなかったので、調べることでより興味が持てた」などの感想がありました。

 就職・キャリア支援課では、今後もさまざまな就活支援プログラムを実施していきます。