【内定者の声】小泉徹幸さん(内定先：福岡県庁)

Q.先ず自己紹介をお願いします

まず出身高校ですが、早稲田佐賀高等学校を卒業しました。高校まで陸上競技部に所属し、110mハードルで和歌山国体に出場（2015年，少年男子B）、北部九州IHでは400mハードルと1,600mリレーで入賞（2017年）もしています。また、空手も行っており、南部九州大学空手道選手権大会新人戦個人組手では準優勝（2018年）、九州地区団体戦空手道選手権大会では団体組手で優勝もしました。結構、体育会系です(^_^)

趣味は自家焙煎したコーヒーを入れ、自分で飲むことは勿論、家族や友人に振る舞うことです。

Q.スポーツ医科学科に進学されたきっかけや理由について教えて下さい

幼少期から身体を動かすことが好きで、大学に進学するなら、スポーツ科学について勉強できる学部・学科に進学しようと決めたのがきっかけです。久留米大学を選んだ理由は、当時スポーツ医科学科が新しく設立されたばかりで、勉強しやすい環境だと感じたため久留米大学・スポーツ医科学科を選びました。

Q.学生時代に熱心に取り組んだこと、4年間で印象に残っている出来事などその理由も含め教えて下さい

公務員試験の勉強を頑張りました。高校時代は勉学の方が疎かになっていて、大学進学で苦しい思いをしたこともあり、自分の人生を決定すると言っても過言ではない就職活動くらいは“頑張って勉強しよう！”と思い、3年生から本格的に公務員試験の勉強を始めました。また4年生になってからは、卒業研究と就職活動を並行して行わなければならなかったため、とても大変だったのを覚えています。

Q.なぜ福岡県庁を志望されたのか教えて下さい

近年、新型コロナウイルス感染症や豪雨災害により大きな被害を受けている福岡県を、以前のように県民の方々や観光客で活気溢れる地域・都市へとつくっていきたいと思い志望しました。また、福岡県庁のような大きい所では、人口に比例して取り組む業務や課題も多くなり、大変なことも増えると思いますが、その分、自分を成長させることもできると思い地方公務員を志望しました。

Q.採用試験の対策，取り組まれたことについて“具体的に”教えて下さい

3年次に大学の公務員講座を受講しました。勉強時間は、毎日4〜7時間程度を基本としし、試験が本格的に始まる1ヶ月前からは約10時間は勉強していました。教材は、基本的には公務員講座で配布された過去問題集を解き続けていました。苦手な分野やそこまで力を入れなくて良い分野は、自分で購入した一問一答の問題集を解いていました。

面接試験の対策は、自治体のHPを見て、その自治体が取り組んでいる内容や抱えている課題などを調べていました。また、論文試験があった場合は、自分の書いた論文の内容と自治体の特徴を照らし合わせて、論文内容について質問された時に答えられるようにしていました。

Q.大学での学びや活動が、これからのお仕事や社会生活（日常生活）でどのように生かされると思いますか？

4年生での卒業研究と就職活動を並行して行う際、計画をしっかりと立てて行動することが大切であると学びました。これから社会人として過ごしていく時も、計画性を持って行動していくことで、仕事とプライベートを充実させることができるのではないかと思います。

Q.最後に，在学生（後輩）へのメッセージをお願いします

私自身、福岡県の採用試験を受験するまで複数の自治体の公務員試験を受けていましたが、どの自治体も一次試験で不合格でした。内定を頂いた福岡県庁は最後の試験であったため、これが不合格だった場合は、もう一年頑張ろうと考えていました。周りの友人は、夏が終わる頃には続々と民間企業の内定が決まりだしている中、私はまだ一次試験すら合格していなかったため、焦りや落ち込むこともありました。しかし、自分は誰よりも頑張っていると自信を持って最後まで諦めずに取り組んだ結果、こうして福岡県庁から内定を頂くことができました。

民間企業や公務員を目指す後輩の皆さん、就職活動は自分が考えている以上に上手くいかないことばかりです。更には卒業研究も進めていかなければならないため、とても大変です。辛いことの方が多いかもしれませんが、最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。当たり前だと思うかもしれませんが、意外と諦めてしまう人が多いのです。私もそのような人達を見てきました。もし上手くいかなったとしても、これまで頑張ってきたことは必ず今後の自信へと繋がります。皆さんには最後まで諦めずに目標に向かって一生懸命取り組んでほしいと思います。

最後に、新型コロナウイルス感染症の災禍ではありますが、後輩の皆さんの充実した輝かしい未来が訪れることを願っています。