学内就職合宿を実施

就職・キャリア支援課では、2月13～17日に本格的な就職活動を控えた文系学部の3年生を対象に、感染対策を講じた上で、対面式での学内就職合宿を行いました。この合宿は本学独自の取組みで、就職活動事前準備の総仕上げとして平成11年から毎年開催しています。例年は大規模ホテルで実施していましたが、新型コロナウィルス感染拡大以降は学内実施となっています。

参加学生330名は4班に分かれ、1班2日間のスケジュールで入れ替わり、延べ5日間の開催となりました。学生は、初日午前中から翌日夕方まで、マナー講習・外部講師・学生アドバイザー・教職員による模擬面接、企業人事担当者による模擬面接、グループディスカッション等のトレーニングを受けました。また、今年度からの新企画として「企業と学生のマル秘交流会」を開催しました。この交流会は、普段知り得ない企業側の本音を伺い「ざっくばらんに話をする」ことを目的としており、学生はリラックスした雰囲気の中、就職活動全般に関する質問を積極的に質問する様子が見られました。

合宿を終えた学生からは「模擬面接で実際の企業の方からの質問は全く想定していないものでした。準備していないものを聞かれたときに対応できるようになるには場数を踏むことも必要だと思いました」「グループディスカッションで就活仲間と出会えたことが良かったです。就活は苦しいイメージがありますが、楽しんでいきたいです」「就職前にスーツの着方や身だしなみなど、当たり前のことも見直す良い機会になりました。ドアの開け方、挨拶の声の出し方、自分の振る舞いひとつひとつが審査の対象になるのだと知り気が引き締まりました」「参加して意識が変わりました。企業や学生アドバイザーの話を聞いて希望業種を広げようと思っています。もう少し早くから取り組めることもあったんだと気がつき少し後悔していますが、今日からがんばります」などの感想が聞かれました。