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福岡天神にこんな便利な拠点が! 久留米大学 福岡サテライトの活用法
🎒キャンパスライフ

福岡天神にこんな便利な拠点が! 久留米大学 福岡サテライトの活用法

勉強・就活・イベントに! あなたも使える天神の拠点

久留米大学には、福岡市の中心地・天神にある「福岡サテライト」という施設があるのをご存じですか?  就活生の待機場所やPCでの業界研究、公開講座の受講、会合の開催など、学生・教職員・卒業生がさまざまな目的で利用できる便利な拠点です。


2000年2月にアクロス福岡内に開設され、2012年に現在のエルガーラオフィスビル6階(福岡市中央区天神1-4-2)へ移転
2000年2月にアクロス福岡内に開設され、2012年に現在のエルガーラオフィスビル6階(福岡市中央区天神1-4-2)へ移転

福岡サテライト利用案内

■ 利用対象
 本学の学生、教職員、関係者、父母会・父兄会(附設中学・高校を含む)、同窓会会員

■ 利用時間
 月~土曜日(日祝・創立記念日・盆・年末年始は休館)
 10:00~18:00(12~13時は休憩)

■ 利用手続き
 使用料無料(※時間外の空調費は自己負担) 
 予約は原則3日前まで、使用許可証が必要
 大学HPから予約できます


福岡サテライトの役割

福岡サテライトの主な役割は、公開講座や在福企業を目指す学生の就職活動支援、本学関係者の会合の場としての利用です。特に公開講座は開設当初から継続しており、文系学部の教員が講師を務めています。2024年度は5講座が開かれ、毎回20~40人が受講しました。会合は年間を通して約100件開催されており、本学関係者の交流の場としても機能しています。

就活支援にも力を入れており、PCを使った業界研究やエントリーシート・履歴書の作成サポート。さらには、在福企業に勤める卒業生との交流会も企画され、学生にとって貴重な情報交換の機会となっています。

78席を有するセミナールーム
78席を有するセミナールーム
就活中の学生が利用する様子
就活中の学生が利用する様子

マスメディアとの連携強化

福岡サテライトが果たすもう一つの重要な役割が、本学とマスメディアとの関係構築です。サテライトの運営を任されている筒井室長は、西日本新聞やTVQ九州放送での勤務経験を持つ元ジャーナリスト。その経験を活かし、本学の研究や教育活動を広く発信するため、メディアとのつながりを強化してきました。

その成果の一つが、西日本新聞(2018年)RKB毎日放送(2019年)との包括連携協定の締結です。これを機に、西日本新聞は本学に寄付講座(19~22年度)を開講し、医学部研究者による「脳活新聞」が連載されるようになりました。また、RKBではテレビ番組「発掘ゼミ」において本学が取り上げられ、学内イベントがニュースで紹介される機会も増えています。

さらに、法学部では「アドバンスト・メディア講座」が2022年度から開講され、在福メディアの記者やキャスター、アナウンサーらが年間30回の講義を担当。学生にとって新聞やテレビの役割を学ぶ貴重な機会となっています。

公開講座開催の様子
公開講座開催の様子

便利な立地を活かしてさらなる発展へ

福岡サテライトでは、本学の医学部教授陣が、コロナ禍や災害医療などのテーマで記者やディレクター向けの勉強会を実施したり、予約のない日は福岡文化連盟、福岡ペン倶楽部、がん治療者を支援するNPOなどの学外団体にも施設を開放し、市民向けの講演会などが開催されています。柔軟な活用をすることで、新たな交流、発展を促進しています。

今後は福岡の各界で活躍する人々と学生・教職員・卒業生が交流できる場としての活用や、ビジネスパーソンや卒業生向けのリカレント教育の拠点としての可能性も模索しています。政府の支援制度も活用しながら、本学の持つ教育資源をより多くの人に提供する場を目指しています。


筒井博人 室長
筒井博人 室長

2025年で福岡サテライトは開設25周年を迎えます。久留米大学の魅力を発信し、社会とつながる場として、今後も進化が期待されています。

「新たな活用アイデアがあれば、ぜひお聞かせください。私とスタッフでしっかり対応します。」── 筒井博人 室長